・プレイしたボードは出来るだけキャンセルにしない。
・ボード数が少なくなってもリザルトの出るムーブメントにする。
・自分の力量の範囲で解決する。
・解決に自信がなかったら早めに助けを求める。(スタッフ、JCBL、他のクラブ)
リザルトが出ない時はあなた自身の信用とエントリーフィーを返上しなければならないのだから。
トラブル解決には時間がかかるので常日頃から入力速度を早くする訓練をしておく。
例
問題1.リレーミッチェルムーブメントにしたのにバイボードを置くのを忘れた。
問題2.バイボードをテーブルの中間地点に置かなかった。
問題3.後半戦に入る前にスキップをさせた時
問題4.後半戦入る時スキップをさせなかった。
問題5.ラウンド数を途中で増やしたい。
問題6.NS、EWの座り間違いの変更(要注意!)
問題7.現行のラウンドでプレイする予定のないボードをプレイしたとき。(第15条A)
問題8.再入力の覚えがないのに“再入力”の警報がでた。
問題 9. 午前のウィークリーゲームで、9テーブル3ボード8ラウンドストレートミッチェルで始めた処、3番テーブルのEWがプレイ出来なくなった。
問題1.リレーミッチェルムーブメントにしたのにバイボードを置くのを忘れた。
解決 ラウンド数を減らしスキップミッチェルにする。
問題2.バイボードをテーブルの中間地点に置かなかった。
解決 ディレクターマニュアルに書いてある。
問題3.後半戦に入る前にスキップをさせた時。
解決 そのままプレイさせ、早くスキップしたマスターシートに書き換える。
メニュー、10番“マスターシートの変更・参照”の1番“マスターシートの変更”で該当ラウンドを入力し、NS,EWのペアを変更する。
問題4.後半戦に入る時スキップをさせなかった。
解決1.EWプレイヤが前にプレイしたボードだと騒ぐので気がつく。
解決2.気が付く前にプレイしたボードはキャンセルボードにする。
問題5.ラウンド数を途中で増やしたい。
解決1.木本ソフトはチェンジコンディションで変更可能。
解決2.JCBLソフトは最初にラウンド数を入力する時最大に設定しておくと変更しやすい。ラウンド数を増やすのは出来ないが、少なくすることは出来る。例 14テーブルスキップの時12ラウンドの予定でも13ラウンドにしておく。
問題6.NS、EWの座り間違いの変更(要注意!)
解決1.木本ソフトは、メニュー10番“マスターシートの変更・参照”の2番“NSとEW入れ替え”で該当ラウンドを入力すると自動的にNS、EWが変わります。
変更した事に気が付かないで再度入力すると元に戻るので気をつけます。
又入力時間違って他のラウンドを入力すると入力済みスコアの場合は、ペア番号のみが自動的に変わり、スコアがおかしくなるので注意して下さい。
解決2.JCBLソフトの場合は、メニュー1.MASTER SHEAT→2.MODIFY→SECTION→BORD NO→Rd=に表示された該当するラウンド番号を選択してから、ペア番号を“,”をいれて入力します。
使用しているマスターシートのラウンド番号を入力するのではなく、表示されたラウンド番号を選択します。
PCのマスターシートはNSのペア番号順に並んでいます。
問題7.現行のラウンドでプレイする予定のないボードをプレイしたとき。(第15条A)
解決 気が付いた時点で間に合えば正しいボードをプレイさせる。
プレイしたボードのスコアを成立させ、後で対戦する予定だった正しい相手のプレイヤには人為的スコアを与える。
時間があったら該当ペアに正しいボードを後でプレイさせる。
例 1ラウンド目に1-2番ペアが3-5番ボードをプレイするところを間違って6-8番ボードをプレイし、後に対戦する6-8番ボードの正しい組み合わせが1-9と10-2番ペアのとき。
6-8番ボードは入力上1-2番ペアと10―9番ペアに直し、前者のスコアを成立させ、後者は両ペアにアベレージプラスをつける。
問題8.再入力の覚えがないのに“再入力”の警報がでた。
解決 間違ったボードを入力したか、“座り間違い”の訂正の時気付かず入力済みのスコアの対戦相手を変えてしまった場合です。
急いでいる時でもマスターシートを確認して入力し直してください。
確認せず上書きしてしまうとスコアが足りなくなる上、間違って入力したスコアを見つけるのに難しくなります。
問題 9. 午前のウィークリーゲームで、9テーブル3ボード8ラウンドストレートミッチェルで始めた処、3番テーブルのEWがプレイ出来なくなった。
解決 午前中なので3ボード8ラウンドしか出来ない。25-27番ボードをキャンセルして、8テーブル半のローバーミッチェルに変更。
3番テーブルでプレイしていた7-9番ボードをバイボードにする。マスターシートを変更なしでするためには、ペア番号を変更するのが一番簡単。
8テーブル3ボード8ラウンドのマスターシートを見ると、7-9番ボードがバイボードになるのは7ラウンド目。ボードにあわせてペア番号を変更する。
1番テーブルからNS-EWペアを 3-5、4-6、5-なし、9-7、6-8、7-1、1-3、2-4、8-2と変更する。旧3番テーブルのNSは5番ペア。 次のラウンドから新5番テーブルでプレイする。NSの9番ペアとなった旧NS4番ペアはローバーペアとなる。もちろん新1番テーブルと8番テーブルはリレーする。
この方法はバイボードの置き間違いでも応用できる。
但し2ラウンド目にはいっていないことが条件です。(2004年8月7日記)
以上よくあるトラブルで私の知っている解決方法を書きました。他にご存知の方はお教えください。トラブルを解決するため“トラブルがあったら”をヴァージョンアップしていきましょう。